本気の失敗には…価値がある「宇宙兄弟」おすすめ度＆レビュー！配信情報も！

人生は短いんだ…！

ああ…
そうだ…

テンションの上がらねぇことに…
パワー使ってる場合じゃねぇ…!

宇宙兄弟　より

作品情報

あらすじ

 2006年7月9日。竹の子ニュータウンの丘からUFOを目撃した南波兄弟は、「兄弟で宇宙に行く」ことを約束する。 子供の時の夢を叶えた弟・日々人に対し、兄・ムッタは会社をクビになり就職活動中。 そんな中、弟から兄へ一本の電話が。その瞬間、兄の夢は再び動き出す──

https://koyamachuya.com/media/anime/　(宇宙兄弟公式HP)より

「宇宙兄弟」はこんな作品

配信情報

レビュー

人生のバイブルたる作品

本作は名言が多い作品でも知られています。

その一部をご紹介。

「もし諦めきれるなら、そんなもん夢じゃねぇ！」(第7話14:40付近)

「俺の敵はだいたい俺です」(第58話8:35付近)

「「どっちが楽しいか」で決めなさい」(第20話17:37付近)

「悩むなら、なってから悩みなさい」(第10話4:38付近)

「本気でやった場合に限るよ。本気の失敗には価値がある」(第58話10:30付近)

もうほんとグッとくるしうるっときます。前後の文脈があるとなおさら感動します。

話数と大体の時間も記載↑しているので、是非名言パートからでも観てみてほしい！

大人になった今、あらためて観てみると、自分と重ねてしまう部分もあったりして、なんかもう言葉にできない。。。子供のころの将来の夢とか、好きだったこと、やりたかったこと、、、自分を顧みることのできる作品ですよね。

でも六太は結局優秀なので私なんかと比べられる人ではないんだけど。笑

六太のキャラクターがたまらない

成長するにつれ弟に追い抜かれていく六太。

「兄として弟を引っ張りたい」、「ほんとは俺がああなるはずだったのに…」みたいな葛藤を抱えながらも努力する姿に切なくなります。

ピュアで少し抜けているようなところには親近感を感じますし、譲れないことにとことん頑固でいれるところは素直にかっこいいです。

どこか足りないながらも夢に向かってまっすぐな主人公像に心奪われます。六太のキャラクターを素敵に表現されている平田広明さん、最高です。

テーマに興味が無くても面白い

「宇宙兄弟」という名前にもあるように、主人公が宇宙飛行士を目指す物語。

でも宇宙や宇宙飛行士に興味が無くても非常に引き込まれる内容になっています。

夢・競争・葛藤・劣等感・兄弟愛 etc…

だれもが感じたことのある気持ちや想いに通ずるところがきっとあるので、気づいたら共感の嵐でしょう。

先述した通り、非常に名言が多いので、人生の教科書になり得る作品だなと思います。

サクサク進む！

間延びしません！どんどん話が展開していってくれます。

一気見必至ですね。

気になる終わり方を連発してくるので、リアタイしていたときは次の放送が待ち遠しかったものですが、今は配信でゴリゴリと観れて最高。

「宇宙兄弟」のアニメーション制作は「リコリス・リコイル」や「ダーリン・イン・ザ・フランキス」、「僕だけがいない街」など作画のいい作品を作られているA-1 Picturesさん制作です。

が、本作は正直そこまで作画が良いという感じではないかなと思います。宇宙飛行士を目指す中で、ランニングしたり筋トレしたり、、、アクション要素がそこそこ多いけど、そんなに力は入れていないかな、、？

でもそれを補って余りある感動が押し寄せてきます。というかむしろこの素朴な作画がいい味を出しているというか愚直な感じがして良い！！